短期記憶の弱さ

朝会社行ったらチームの年上同僚がイライラしていた。

その理由を尋ねると後で話すの一点張り。

まあ、オレが何かやらかして怒ってることは

間違いないが内容は一体何なのか?

 

モヤモヤしたまま今日のプレゼン練習会は

オレが発表の当番だと聞かされる。

 

集中できるはずもなく準備もせず、

散々なできで終え、その後しばらく通常業務をこなしたあと

何に怒っているかを、ついに聞かされる。 

 

簡単に言うと、

情報共有不足によるトラブルが起こっていたらしい。

実際は特別オレだけが悪い案件でもなかったため

思ってたより責めきれないと踏んだのか、

別の件や今回の散々だったプレゼンも持ち出して責める責める笑

 

さらには普段、同僚自身が「死〇!」とよく影で言ってる、お局(いつも無責任で思いつきの言動)のオレに対する発言を持ち出して責めてきた。

「あとで話す!怒」と言ってた件が、

別にオレだけに非があるもんでもないとわかってバツが悪くなったのか何なのか。

 

もしくは、そのトラブルのせいで同僚が非難・指摘を

浴びる羽目になったことが、よっぽどストレスだったのか。

人から怒られ慣れてるオレにはわからん感覚である。

 

 

今回の件について2つのことをオレは思った。

 

この人は、機嫌が良いときは何でも笑い飛ばすが

明らかに機嫌の悪い日もあり、感情に波がある。

今日は怒りたい日なんだなと思った。これが一つ。

 

「非難したい」が先にきての動機付けなので、

誰でも、どんなことでも当てはまることに対して

「チームとして」のような大義名分や、普段は相手にもしない、お局のような第三者の発言を持ち出して、もっともらしく、しかし実際は主観を入れまくって怒りたいから怒ってただけである笑 

その辺、自分の中の折り合いをどう付けているのか、まあまあ気になる所である。

 

もう一つは、ど正論やなと思ったこと笑 

客観的に見ても、オレ以外はほとんど怒られないし責められないしな笑

 

オレは能力の得手不得手が極端で売上を作るための営業や

前例のない発想は得意で息をするようにできるのだが

守りの部分はザルである。

 

前の営業の会社では売上=正義だったから、

守りに強く攻めに弱い先輩社員から疎まれながらも

成果を出し続け、それこそ今の大手に転職できるに至ったのだが。

今の会社は、攻めはほどほど。守りは鉄壁を求められている。

 

 

出来ない分野の仕事で自分を責めれば

無駄なストレス、プレッシャー、パフォーマンスの低下につながるってのは

経験則からわかっていたので、ある意味諦めていた笑

 

だってオレ、3秒前のこと忘れるんだぜ!!笑

 

しかし、できなきゃ首ゾーンであることは間違いない状況

 

オレの守りの弱さの原因ははっきりしていて、

短期的な記憶力の弱さ。これに尽きる。

 

普通の人が一瞥するだけで記憶に留めて置ける情報を

オレは覚えてられない。

 

だから本来、後でもいいから思い出して

精査したり、共有したり、考えるべき情報を

全く無かったものとして扱ってしまうのでトラブルになる。

 

また、覚えてられないので

その場の曖昧な判断で即決して、それで終わりとしてしまい、

それが後々トラブルやミスになる。

 

その結果、

攻めの部分で成果は出すが安定感の無い信頼に欠ける人となってしまう。

 

情報量が多くなればなるほど、

記憶に留めておけないので精度がだだ下がりする。

 

今までは、それが自分なのだから仕方ないとしていた。

努力でどーにかなる分野でもないと思っていた。

 

しかし、それで立ち行かない状況に直面し

自己改革を迫られた。

 

攻めに使っていた創意工夫を

守りの部分で発揮するときがきた。

 

一つはチーム内での情報共有システムだろうな。

 

オレだけが、その日何をやったか、何が残っているか、

何があったか、何に不安を思っているかを全部書いておく。

普通の人にとっては無駄でしかない業務だが、

それを他の人が1人でも、2-3分使い確認することで、

不要な漏れや情報伝達のミスは少なくとも前より防げる。

 

普通の人がかけないコストをかけて、

本来コストをかけるべきところにコストを割けるのか?という問題はあるのだが、

それは休日や余暇を犠牲にして、もっと言うと寿命を犠牲にしてでもやるべきことだろうな。

 

逆に言えば、

普通の人がコストをかけてる攻めの部分では

コストをかけずにオレはできるのだから、結局トントンになったり

するのだろうか。とりあえず試してみるべきだな。


※最近仕事に慣れてきて、そもそもあんま忘れんくなってきた